空港を出発して、ホテルへ向かいます。次から次へとあらわれる驚きの敵たち。無事ホテルに到着できるのか?!
2018年5月17日に公開した記事ですが、情報や文言等を追記、修正して2018年9月20日に再度公開しました。
2018年11月21日追記
●道路や駐車場が想像していたより狭い|コンパクトカーが多い ●車にウインカーがない?! ●車線上に3台 ●運転がうまい ●合流時はハンパない ●道路がとても綺麗で走りやすい ●縦列駐車の得意な人には天国 ●駐車場の区分け ●高速道路合流時の暗黙のルール
イタリアドライブで驚いたこと:あくまで個人の主観です。
空港から公道に出て真っ先に思ったのは、「なんか、この感覚いつもと同じ」でした。
アメリカやハワイでのレンタカー経験を基準に、海外の道路は広くて、ゆったりしていて・・・と思いこんでいましたが、イタリアは、そう、東京都心の住宅街と似ています。住宅街や市内中心街、駐車場には、狭い路地やぎりぎり一車線分しかなさそうな駐車場など、普段日本で見慣れている姿ととてもよく似ていました。走っている車も、FIAT500など小型車が目につきました。
写真の車一台分の幅の下り坂の先は、地下駐車場。私は始めのうち鋭角に曲がることや、バックで出てくることなどができなくて、ホテルのスタッフさんに出し入れしてもらっていました(恥)このせまい車一台分の道を、地下駐車場からバックで坂道を登って出すイタリア人のテクニック!\(゜ロ\)
私のレンタカー以外の車にはウインカーはついていないんだと、初め本気で思いました。もちろん車には装備されているのですが、ウインカーを出さないで走る車たちと、それをスイスイよける車たち。息があってます。
サーキットから帰り道、大渋滞で車が動いて止まり、動いて止まりの状態でした。ラウンドアバウト(信号のない円形の交差点)を出てふとバックミラーを見たら、違和感。もう一度ミラーを見てから、後ろを振り返ってみたら、私の車の後ろになぜか車が横に3列に並んでいる。右端の車は路肩走行、左端の車は隣の車線にかぶってました。友達同士か?!と思ったけどどうも違う。しばらくして一台づつに戻りましたが、もしも私がされていたら最後尾に自分から行きます(笑)
フェラーリ、マセラティ、アルファロメオ、ランボルギーニ・・・と名だたる名車の国、イタリア、イタリア人のみなさんは感心するほど運転がうまい!高速道路でもスピードは出していますが、ゆっくり走る車があおられることもなく安心でした。車線ごとに流れが整っていてとても走りやすかったです。
渋滞中の車線に横道から割り込む場合、「ここで頭をつっこんだら逆車線の流れを止めちゃうから悪いから、もう少し待とう」なんていう仏心は不要です。車間があってもなくてもみなさん頭から突っ込んで、逆車線の流れを止めます。割り込まれた車も慣れたものなのか「はいはい、どうぞ」と入れてくれます。というよりも、こうやって入れて!!アピールを車全体でしないと永遠に割り込めません。
初め遠慮していつまでも入れてくれるのを待っていたら、後ろの車が業を煮やして私を抜いて突っ込んでいきました(謝)
そっか!あれでいいのか!と真似をして、私もつっこんで行き、さらに逆車線を止め、「みんなー!入れてねー、頼むねー」とばかり手を振っていたら、周囲の車がみんな手で行け!という合図をして入れてくれました。
その後はどんな渋滞でも度胸と愛嬌で走っていました。
高速道路も一般道も舗装されていて走りやすかった!もちろん、道路上にぼこっと穴が開いてることもありましたが、これは日本だって同じです。
路上の片側はずらっと駐車場になっていたり、車が止まっています。天敵、縦列駐車。私以外の人達はスイスイ出し入れ出来ているので、きっと他の車にだけ備わっている装置があるのでしょう。
街の中心などに行くと路上駐車していい場所は色別に区分けされています。
白線の場合:基本無料ですが、時間制限がある場合があります。その場合は近くの標識に「1時間」のように時間が表示されています。
黄色の場合:駐車禁止です。住民などの登録車輌や優先車輌用ですので絶対に駐車しないようにしてください。
青線の場合:有料です。近くに看板と券売機がありますので、必ず確認しましょう。無料時間帯がある場合もあります。
マラネロのフェラーリ博物館の駐車場にある券売機は、20セント以上のコインのみ利用可能でした。
投入金額によって駐車可能な時間が決まります。ここは1ユーロコインで1時間分でしたので、2ユーロ分2時間の駐車券を購入しました。コインを入れ、確定ボタンを押すとチケットが出ます。そのチケットを車のダッシュボード上など外から見てわかる場所に置いておきましょう。
有料駐車場利用が初めてだった私。周りの人がなにやら白い紙をもってきては車内に置く様子をしばらく観察しました。どうやらパーキングチケットだろうと思ったので周囲をキョロキョロしたら、男性が赤いポストのようなものの前で何やらしているのが見えました。走って行って「スクージ!クワントコスタ?」(すみません、いくらですか?)といきなり片言すぎる驚きのイタリア語で話しかけたのに、とっても親切に自分の1ユーロコインを見せてくれて、自分の腕時計を指して、指で1を見せてくれました。あ!1ユーロで1時間だ!!とわかったので買うことが出来ました。
初めて高速道路走行時のICやサービスエリアからの本線合流時に気づいたことです。
普段日本国内の高速道路走行時は、侵入する側はスムースに合流するように加速をし、走行中側は車線変更してくれたり減速してくれたりします。混雑時などは合流道路にて減速してタイミングをはかります。
イタリアでは、本線走行車はみーんなスピードは落とさずびゅんびゅん走り続けます。そのため侵入する側のタイミングが合わないと入れない!
後方確認をしてこの距離なら行ける!と合流したのですが、排気量の小さい車輌というのもあり、最大にアクセル踏んでいても想定より加速できませんでした。正直、「日本のように後続車が車線変更したり、減速してくれる」だろうと思ったのもあります。しかし、すごい勢いで近づいて来てほとんど同じ車線上を通過されました。かなり怒ってたと思います。Tantoごめんなさい。
その時は「なんで!?自分が隣によければいいじゃん!」と憤慨しましたが、その後は合流する車輌を注意深く見ていると、侵入側が走行車線が十分に空くまでほぼ停止状態で待っていることに気づきました。
郷に入っては郷に従えです。その後はイタリア式合流しました。
日本で普段運転している方なら、特に大都市で普段運転している方なら、イタリアでも運転は楽しめると思います。綺麗なイタリアの街並みを楽しみながらドライブするのは本当に気持ちいいですよ。ぜひチャレンジしてください。
次回は、【イタリアの高速道路|ガソリン入れてみた編】です。お楽しみに!
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