
イタリア レンタカー体験記
日本出発前の予約&準備編
海外でレンタカー、それも道が狭い、駐車場も狭い、坂道が多いとドライバー泣かせが三拍子揃ったイタリア!
交通ルールや言語の違いなど不安…そんな方もこれを読めば勇気が湧くであろう、イタリア一人旅レンタカー体験記です。
ヨーロッパ初上陸でレンタカー、しかも味をしめて2016年、2017年と2年連続!(2018年も行くよ→行ってきました!)備えあれば憂いなしで、体当たりのイタリアドライブ体験。
さあ!イタリアでレンタカー!
※2017年11月30日に公開した記事を、2018年9月20日に情報更新しました。
レンタカー予約 出発前準備 |
【レンタカーの予約】
1.予約時期-いつ予約する?
レンタカーを利用する日程の目的地が「繁忙期か閑散期か」によります。
私の場合は、目的のイベントが9月第2週の週末にあること、ボローニャ空港利用のイベント関係者や観光客がヨーロッパ中からやって来ること、絶対に小型のオートマ車しか運転したくないことをふまえ、1年前には予約しました(予約はもちろんレンティングカーズです!)。
2.レンタカー会社と車種
ボローニャ空港には、日本でもおなじみの、AVIS、アラモ、バジェット、ハーツ、ダラー、スリフティ、EUROPCAR、ナショナル、エンタープライズやローカルのレンタカー会社があり、ターミナル1階のバゲージクレームを出ると左右にずらりと並んでいます。
ローカルレンタカー会社のなかには大手と提携していている会社もありましたし、AVISとバジェットはグループ会社なので契約カウンターも1つにまとめられていました。
車種も、イタリアらしく、FIATミニ、エコノミー、コンパクト・・と揃っていますが、駐車場をみるとミッドサイズ以上の車が多いです。私が借りたのはこの青いランボルギーニ・・ではなく、右のアウディです。
2018年は一度は乗ってみたかったFIAT500カブリオレでした。小さくて運転しやすかったです。
3.オートマかマニュアルか
イタリアは道が狭い、駐車場も狭い、坂道が多い、イベント時はものすごい渋滞にはまる、ため、オートマ一択!
しかしヨーロッパのレンタカーはマニュアル車が多くオートマ車は少ない上に割高です。私のようにオートマの車が必須の方はなるべく早めに、またみつけたらラッキー!とすぐに予約することをお勧めします。
2018年追記
今年はなんとオートマとマニュアルハイブリッド車!FIAT500カブリオレくんは、AUTOとSHIFTを自由に切り替えて道路状況に合わせることができました。いつのまにか世界はこんなに技術が進歩していたなんて・・・
高速道路や渋滞時はオートマモード、急すぎる坂道発進時はシフトモードに切り替えてドライブしました。
配車時にも「オートマ」と言われたこととオートマ指定予約だったのでまさかそんな車があるとは知らず、約2日間、「高速道路走るとなんかエンジン音が大きくなるし、アクセル重いし、スピードでないけど、ま、FIAT小さいからなぁ」とシフトモードで3速のまま走っていたのは私です。壊れなくてよかった・・・
イタリアに行く方、配車時にはお気を付けください。
4.保険・補償
日本でも保険は入れる最大限の保険・補償額に入る派なので、もちろんイタリアでもレンタカー会社が用意しているすべての保険・補償にしました。
契約時は契約書に記載されていることをしっかり確認して署名します。といいながら、2017年はガソリンオプションまで加えられていたことを見逃して、返却時に真面目に満タン返しをしてしまいました・・・もったいなかった・・・
ガソリン満タン返し不要プランはとっても便利なのですが、長期間、長距離走行の場合は給油タイミングがわかりません。満タンにしたあとにほとんど減らないまま返却日が来てしまい、なぜだか損をしたような気持ちで返却したこともあります。そのため2018年の契約時にガソリンオプションをつけるかどうか迷っていたら、「ガソリンオプション込で契約書を作るから、返却時に自分で満タンにしたら申告すればその差額分は請求しないことが出来る。そうしたら?」と言われました。なので契約時はガソリン買取オプションを付けて契約しました。
→どうなったか知りたいなら・・・◆返却編 をよむ
こうして出発の一年前には、ゆずれないポイントを押さえたサイズの車、保険・補償、オートマ車の予約を完了!
【日本出発前の準備】
初ヨーロッパ、初イタリアレンタカーをすると決めてから、「女性、1人旅、イタリア、レンタカー」の情報をインターネットで情報を探しましたが、ない・・・本当にない・・・これは私がパイオニアとなるってことね!と役に立つ情報をかき集めて、出発までに用意したのがこれです。
オークションサイトで手に入れたこちらのGARMINナビ(もちろん右側)。アメリカマップ版なので、これにイタリアマップをインストール(インストール完了までの紆余曲折は別の機会に!)。GARMINは音声を日本語に切り替えられるので、一人旅でも友達が出来たようで異国でも安心。日本語に切り替えられる最大のメリットはナビの案内を聞き取ることに集中しなくて良いこと!おかげで安全運転に集中でき、基本ナビを無視して行きたい方向にわが道を行く私にさえ、根気強く案内を繰り返してくれるナビお姉さんのおかげで、初めての場所でも目的地にたどり着けます。
2018年はイモラのイモラサーキット、モデナとマラネロのフェラーリ博物館、モデナのランボルギーニ博物館&工場見学に行きました。エンツォフェラーリさんの生家は街の中心に、ランボルギーニ博物館は田園地帯の先にあり、探しながらの走行は危険です。あらかじめ日本でGoogleマップで場所を検索し、アドレスか座標を調べて入力してGARMINさんに登録しておいたことで、当日いきなり初めての場所にもきちんと到着できました。ものすごい田舎道を通って町の中心街のパーキングへもきちんと誘導してくれます。
ただ、一方通行が変更になった交差点があったので、マップ自体のアップデートも必要ですね。
ナビについている吸盤式のマウントはつける場所も選ぶし、すぐに粘着力が失われ何度も使えません。そこでECサイトで高評価のマウント(上の写真の黒いマウント)を買いました。ちょっとの急ブレーキでもずれないでしっかりとダッシュボードに鎮座し続けてくれます。固定式ではないので好きな場所において、写真のように少し斜めになっていてもずれません。駐車中はさっとはずして隠したり、いい感じの重さなので肩がこったら肩にのせることもできます。本当に本当におすすめ!
3.レンタルWi-Fi
日本でレンタル。スマートフォンとこれがあれば、調べ物も日本国内の人たちとの通話もアプリで可能です。ホテルなどの無料Wi-Fiはつながりにくい時があるので個人的にあって良かったアイテムです。
イタリアのサーキットから日本の友達や家族に実況中継もできました。
4.モバイル充電器またはシガーソケット分配器
車内のシガーソケットは一つなので、ナビに利用するとスマホが充電できません。そこで、モバイルバッテリー!運転中は、モバイルバッテリーはスマホにつなげて充電。
2018年も運転中に車内で、スマホやレンタルWi-Fiを充電しました。また、一日サーキットから実況中継するとかなりスマホバッテリーが減るので日中の充電でも大活躍しました。
モバイル充電器までは必要ない場合、車内で充電できればいいならシガーソケット自体が2口以上のシガーソケットとUSB両方の分配器を利用する、という方法もあります。これなら、ナビもスマホも両方同時に充電できますね。
5.サングラス
ドライブに欠かせないのがサングラス。運転中だけでなく、観光中もまぶしい光よけに必須です。きちんと試着してぴったり合うサイズを買いましょう。
持って行ったお気に入りのサングラスをサーキットのどこかで無くしてしまい、帰り道スーパーマーケットで急きょ買いました。さっと試着して適当に選んだので、骨格の違いか?運転していると鼻で止まらずずり落ちてきますが、まぶしさはちゃんと防いでくれました。
こうして、ドライブ中に必要な準備も完了しました。
次回は契約編です。
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