目次
1. 予約したレンタカー会社の営業所へ行く
2. 順番を待つ
3. カウンターに呼ばれたら
4. 必要書類を出す
5. 契約書の確認ポイント 任意保険・車種変更・乗り捨て・追加運転者・チャイルドシート・GPS・ガソリン・デポジット
6. 契約書にサインをする
7. 出発の前に
8. 契約開始後に請求が来た?!よくある事例
例として空港のレンタカー営業所を貸出営業所に指定したケースをご案内します。
海外の空港レンタカー営業所で借りる場合、次のいずれかの方法で営業所まで移動します。
① レンタカー営業所まで徒歩で移動
② レンタカーセンターまでエアポートトレインやシャトルバスで移動
どちらのケースでも基本的な移動は同じです。
まずは空港の制限エリアを出たら案内板を探しましょう。Car RentalやRent A Carの表示に従って進むとレンタカー会社の営業所カウンターが集まっているエリア、またはエアポートトレインやシャトルバスの乗り場に到着します。
レンタカーセンターとは空港に隣接したレンタカー専用のビルの事で、たくさんの会社のカウンターが1か所にまとまっているとても便利なセンターです。
レンタカーセンターは、サンフランシスコ国際空港のようにエアポートトレインで移動したり、ラスベガス国際空港のようにシャトルバスで移動したり、空港によって移動手段は異なります。
更にシャトルバスには、ラスベガス空港営業所のように全社共通バスが運行している事もあれば、レンタカー会社ごとにロゴ入りバスを運行している事もあります。乗り場の案内に従って乗車しましょう。
広いレンタカー営業所では並ぶ場所や順番がわかりやすいものですが、空港営業所などの狭い営業所では発券機で番号札を取り、自分の番を待つ方式が多く採用されています。営業所に入ったら発券機や番号案内板がないかを探して、それらがあった場合は番号札を必ず取りましょう。弊社スタッフの中には20分以上経過してから発券機に気づき、契約まで40分近く待った事があるスタッフもいます。
海外の空港レンタカー営業所では飛行機が到着した直後は混雑していることがほとんどです。順番を待っている間は、契約に必要な書類を準備したりホテルまでのルートを確認したり、楽しい海外旅行に思いを馳せながらのんびり構えましょう。
カウンターに呼ばれたらまずは笑顔で挨拶!
担当スタッフの目を見ながらにっこり笑って「こんにちは!」「ハロー!」「ボンジュール!」「ブオンジョルノ!」などと言うだけ!これをするかしないかがこのあとの待遇を左右するといっても過言ではありません。1秒で出来る上に無料です。これから始まるレンタカー契約をスムーズに進めるためにも積極的にしてください。
残念なことにとても多いのが、無言で目もあわせず予約確認書や免許証をぼんと出す人です。
レンタカーカウンターのスタッフも人間なので、言葉がペラペラでも無愛想な人よりも、片言でも一生懸命会話しようとする人の方により親身になります。言葉の壁はあっても心の壁は作ってはいけません。
相手をにっこり笑顔にさせたら契約という名の勝負?!に勝ったも同然です。
笑顔で挨拶を徹底している弊社スタッフは、予約した車種がなかったときに何度も何度も配車ボックスに車が戻っているか確認してくれたり、「あなたと話して楽しかったからアップグレード車種を差額無しで用意した」とエコノミーがミッドサイズになったり、車の色を選ばせてくれたり、オプション契約を返却日の状況に合わせて提案してくれたり、親身になって対応してもらった事がたくさんあります。
もちろんスタッフが親身になってくれるからといってトラブルが回避できるわけではありません。前の利用者がレンタカーを返却していなければ空車がないのでレンタカーを借りることは出来ませんし、法律上禁止されていることはNGです。それでもお互いが相手を思いやりながらの方がずっとスムーズに契約を終えられますし、気疲れもありません。初めが肝心です !!
挨拶をしたらいよいよ海外レンタカーの契約です。レンタカー契約に必要な書類を提出しましょう。書類は日本出発前や待ち時間の間にまとめておくとスムーズです。
持ち物リスト
1. 日本の運転免許証
2. 国際運転免許証 *1
3. クレジットカード *2
4. パスポート
5. レンティングカーズの予約確認書/プリペイドバウチャー
*1:ハワイ、グアム、サイパンは無くても契約可
*2:契約者(運転者)名義のプラスチックの物理カードのみ。デビットカード、バーチャルクレジットカードは不可。JCBカードは一部の営業所で断られる場合があります。万が一に備えてVISAカードやMasterカードの持参をお勧めします。
必要書類と気をつけるべき点、実際にあった事例などを「これで安心!海外レンタカー契約時の必須!5つの持ち物リスト!」でご紹介しています。トラブル回避の参考にしてください。
レンタカー契約書に関するお問い合わせで多いのは「口頭で断ったのにあとで請求が来た」というものです。
しかし、契約書に署名をした時点で契約書内容に同意した証明になり、署名は法的効力を持ちます。
思わぬ出費にしないためにも完成した契約書に署名する前に書面をよく確認してください。
見積金額が予約時と大きく異なりませんか?
断ったはずの保険やオプションが記載されたままになっていませんか?
希望しない保険やオプションが加わっている場合は、見積金額が予約時と大きく異なります。まずは金額を見比べてください。
日本で契約書が必要な買い物をする時も、例え口頭でオプションを断っていても契約書に署名する前に隅から隅まで確認をしてから署名しませんか?海外でも同じです。英語が苦手な方も、損しないために署名する前にしっかり確認しましょう。
そうは言ってもレンタカーを日常的に使っていないとどこを確認したら良いのか分からないもの。不慣れな海外での利用ともなればなおさらですよね。
そこで「口頭で断ったのにあとで請求がきた」とレンティングカーズに問い合わせが多い項目ごとに契約書での見方や注意点をご紹介します。
「口頭で断ったのにあとで請求が来た」のお問い合わせで特に多いのが保険の追加加入です。
予約済みのレンティングカーズの料金プランに含まれない保険があると、海外レンタカーの係員は加入を必ずと言っていいほど追加加入を勧めてきます。
これは無保険で事故を起こしたお客様が「レンタカー会社が保険加入をすすめてくれれば加入したのに!」と訴える事例が過去にあったためです。(勝手すぎる)
そういった理不尽な事から会社を守るためレンタカー会社が保険やオプションをすすめてきますが加入はすべて任意です。「加入しないと契約できない」「みんな入っている」「加入しないなんて!」などとあらゆる言葉で追加契約をすすめてきますが、不要な保険やオプションは笑顔で「No, Thank you」とはっきり断りましょう。遠慮はいりません。
追加加入する場合でも、説明された保険内容がご希望に沿うかどうか、契約書に書かれた保険の内容と料金が正しいか、などしっかり確認してから契約書にサインをしましょう。
予約時の車カテゴリーから、大きい又は小さい車輌へ変更する手数料のことをアップグレードフィーといいます。英語の契約書には「Upgrade Fee」と書かれます。この料金は変動制で、繁忙期には高くなります。
気をつけたいのは大型車両から小型車両へダウングレードする時。アップグレードという名称ですが、ダウングレード手数料もアップグレードフィー(Upgrade Fee)と書かれるのでご注意ください。
車種を変更する時は契約書に記載されるアップグレード料金(Upgrade Fee)を確認&了解の上でサインしてください。
関連ページ:
◆ 車の変更をすすめられたときの対処方法|「車がない」と言われたら
契約(貸出)営業所とは別の営業所にレンタカーを返却する場合は契約書にもその事が記載されます。英語の契約書にはワンウェイフィー(One-way fee)と書かれることが多いです。乗り捨て料金が適切か確認しましょう。車輌によっては乗り捨てできない場合もあります。ご自身が借りるレンタカーは乗り捨てができる車輌かどうかもレンタカー会社の係員に確認した方が良いでしょう。
海外レンタカーの追加運転者を登録するのには追加料金がかかります。更に運転者が25歳未満の場合は規定のヤングドライバー料金がかかる場合があります。追加運転者を登録する場合は人数が間違っていたり、年齢が間違っていたりしないかしっかり確認しましょう。
最近は高齢のドライバーに医師の診断書(英語)の提出を求めるレンタカー会社もあります。自分が対象になるかどうか分からない場合はレンティングカーズ日本語サポートまでお問い合わせください。
レンティングカーズの4つのプランのうち、充実プラン(Premium Protection)と充実プラン+ナビ(Premium Protection+GPS)の2つのプランは追加運転者1名分の追加登録手数料が料金プランに含まれています。予め2名で運転することが決まっている場合は充実プランまたは充実プラン+ナビで予約をすると現地での契約手続きがスムーズになります。
なお、「利用期間の2日間だけ追加運転者が運転するから、追加運転者料金は2日分のみ支払う」といったことはできません。契約書に記載された日数分だけ追加料金やヤングドライバー料金が発生します。
海外レンタカーは運転を希望するドライバー全員が契約書にサインする必要があります。追加運転者の登録をしないで運転をして事故や損害が起きた場合、保険はもちろん対象外です。
追加運転者の登録に必要な書類は運転者(契約者)と同じです。
関連ページ:
◆ これで安心!海外レンタカー契約時の必須!5つの持ち物リスト!
海外レンタカーのオプションには主に次の4つがあります。
国や地域によって条件は異なるものの、世界中どこで子供の乗車にはチャイルドシート装着が義務付けられています。お子様の年齢や体格にあったシートをご利用ください。予約内容からサイズを変えた場合は金額誤りや二重請求がないかしっかり確認しましょう。
関連ページ:
◆ チャイルドシートについて
ポータブル式GPSや電話機能までついたタブレット型GPSの2種類から選んでレンタルすることが出来ます。
契約時に気をつけたいのは、「ポータブル式GPSと、タブレット型GPSは料金が機能が異なる」ということと、レンティングカーズでGPSレンタル料金がプランに含まれている「充実プラン+ナビ(Premium Protection+GPS)」で借りられるのはポータブル式GPSということです。
タブレット型GPSを借りる場合、契約書にはTABやTravelTabletと記載されタブレット型GPSのレンタル料金が記載されます。
見積金額が予約時と異なりますので気を付けてください。
レンティングカーズは検索予約サイトのため、お客様ご自身が契約書にサインをした上で利用した後は、レンタカー会社とお客様間の契約内容に対していかなる異議申立てもできません。
現地契約時にレンタカー会社の現地係員からタブレット型へのアップグレードを勧められる事がありますが、現地係員のすすめでタブレット型に変更した場合でも、タブレット型GPSの料金を全額追加でお支払いとなります。
「充実プラン+ナビ」に含まれるポータブル式GPS料金との差額のお支払いではありませんのでご注意ください。タブレット型GPSを利用したい場合は充実プラン+ナビ(Premium Protection+GPS)以外の3つのプランのどれかで予約をして、現地契約時にタブレット型GPSをリクエストしてください。
ただし、レンタカー営業所にあるタブレット型GPSは数に限りがあります。在庫がなく借りられない場合がある事を予めご了承ください。
なお、ハーツレンタカー、ダラーレンタカーおよびスリフティレンタカーは現在GPS(カーナビ)のオプションレンタルを行っていません。(2021/09現在)
関連ページ:
◆ PSカーナビの種類・使用方法・注意点まとめ
レンティングカーズで予約したレンタカーは充実プラン(充実プラン+ナビを含む)を除いてレンタカー返却時にガソリン満タン返しが必要です。
しかし、長距離運転予定で途中何度給油するか不明な場合など、タイミングによってはガソリンがまだたっぷり入ったまま返却日が来る場合もあり、なんだか損した気分になることもありますよね。
弊社スタッフが契約時にガソリンオプションをつけるかどうかを迷っていたら、レンタカー契約カウンターのスタッフが「契約書はオプション込で作って、返却時満タンだったらオプションを削除できます。返却時に決めていいですよ」とアドバイスをしてくれたので体を張ってやってみました。
◆ガソリン買取オプションは、返却時に修正してもらえるのか?体験談
【重要】ガソリン満タン返し不要のオプション修正がすべてのレンタカー会社や車輌で行える事を保証するものではありません。契約時に必ず現地係員に確認をしてください。
「レンタカー契約カウンターで契約時にオプション契約したガソリン満タン返し不要オプション」のみが満タン返しにすることによって修正可能です。ガソリン満タン返し不要オプションが予め料金に含まれている「充実プラン」や「充実プラン+ナビ」で満タン返却をしてもガソリン代の返金はありません。
また、営業所にレンタカーを返却する時に、オプションを取り除いた正しい修正後のレシートを必ず受け取ってください。なお、 契約書にサインした保険、チャイルドシート、カーナビ、ヤングドライバー料金、追加運転者登録料金やプレートパス等の利用開始後の修正はできません。
レシートがないと帰国後に「請求しないって言われたのに請求されているから返金して」と異議申し立てをされても証拠がないため受け付けられません。
関連ページ:
◆ガソリン込プランのはずなのに・・・満タン返しするように言われた時の対処方法
◆レンタル開始時にガソリンが満タンでなかったら?
こちらもご帰国後に「口頭で断ったのにあとで請求が来た」とお問合せが多いオプションです。
各レンタカー会社は車がパンクや破損して自走できない際のレッカー費用を軽減するオプションを用意しています。
日本でいうJAFや保険会社のロードサービスのようなイメージです。
このサービスはレンティングカーズのどのプランであってもオプション契約になりますが、レンタカー会社によっては契約書に初めから記載されている場合があります。
契約書の見積金額が予約と異なっていたり、契約書にRoad Service, Road Safe, Emergency Road Optionなどの項目がないかをご確認の上、署名をしてください。
必要がない場合は、契約書から削除してもらい、見積金額も訂正されている事ご確認の上ご署名ください。
レンタカー契約で意外と知られていない契約書の項目に「デポジット(保証金)」があります。
契約書では「Authorization/Deposit」等と記載されます。
レンタカー会社はレンタカー料金の一部を契約時に提示するクレジットカードの与信枠(限度額)から仮押さえします。その金額が契約書に記載される時の項目が「デポジット(保証金)」です。これは日本払い(予約時払い)と現地払いのどちらの支払い方法であっても行われ、すべてのレンタカー利用者が対象です。
契約時に与信枠の仮押さえが出来ないと契約を拒否される場合があります。この場合、利用開始日当日のお客様都合のキャンセルとなり返金はされません。ご旅行前にクレジットカードの与信枠が十分かどうかご確認ください。
デポジット(保証金)は万が一の際にレンタカー会社が保証としておさえておくためのもので、正しく返却して支払いを終えた時に仮押さえされたクレジットカードの与信枠は全額開放されます。ご安心ください。
与信枠の解放までにかかる時間はクレジットカード会社により異なります。与信枠の金額や解放までにかかる時間はご利用のクレジットカード会社にお問い合わせください。
また、見積金額がUS$200以下の場合は予約金額の全額分を与信枠から仮押さえされる場合があります。
希望の契約書が出来たらいよいよサインです。
契約書には「Total Estimated Rental Charge 請求予定見積金額」が数字で記載されます。サインする前にレンティングカーズが予約完了時にお送りしているバウチャーに記載されている金額や内容と、契約書に記載されている金額や内容に違いがないか、最後にもう一度確認しましょう。
金額が異なる場合は、希望しない保険やオプションが契約書に記載されている事になります。
サインは日本社会の実印に相当します。実印を押す前には記載内容をすべて読み納得してから捺印しますよね。捺印後に「知らなかった」「そんなつもりはなかった」が覆らないのと同じです。
サイン=記載事項にすべて了承したということであり、たとえ私たちスタッフがレンタカー会社に直接問合せたとしても、サインがされた契約書の内容が覆えることはありません。
とは言っても、サインをした後に気が変わったとしても営業所を出発する前までなら正しい契約書を作り直してもらえるので安心してください。
弊社スタッフもサインをした後で契約書を作り直してもらったことがあります。
その時はカウンターで「エコノミーをミッドサイズに無料アップグレードしたよ」と言われて喜んでサイン。ウキウキしながら駐車場に行ったら弊社スタッフの運転技術では到底運転できそうもない立派な大きなアウディが停まっていたそうです。
駐車場を出る時点で車を傷つける自信があったため、ものすごく残念でしたが契約カウンターに戻ってエコノミーサイズでの契約書に作り直し。安心して運転できるサイズにしてもらいました。
さて、契約書にサインをしたらレンタカー契約完了です。いよいよレンタカーをピックアップ!と気がはやりますが、免許証、クレジットカード、契約書やパスポートなどの提出書類をカウンターに忘れないようにしましょう。
海外レンタカーの鍵は、契約カウンターで渡す営業所、駐車場のスタッフが鍵を渡す営業所、レンタカー内に鍵が刺さっている営業所と、営業所によって対応が異なります。
契約カウンターで鍵を渡されない時はどこにあるのかを担当係員に確認してから荷物を全て持ってレンタカー駐車場に向います。
また、チャイルドシートやブースターシートはその場で受け取る営業所と、レンタカー内に未設置状態で置いてある営業所があります。
リクエストした場合は必ずどこにあるか確認してください。またどの営業所でも車輌への設置は運転者(契約者)ご自身が行います。海外製で設置方法が分からない場合はレンタカー駐車場にいる係員に確認してください。
オプション装備の確認をしたらいよいよピックアップ!
荷物を載せる前に車体の状態を動画や写真で記録しておくと、レンタカーを返却する時のトラブルを回避できます。
可能な範囲で車体上部や車体下部も撮影しておくと良いでしょう。ぶつけそうな場所は角度を変えて何回か撮影しても良いかもしれません。もちろんメーター類の撮影も忘れずに。
もしもガソリンが満タンでなかったり契約書に記載されているガソリンレベルに足りない場合は、メーターの写真を撮ってから一度カウンターに戻り「ガソリンは満タンにして返すのか」または「利用開始時の量があれば良いのか」を係員に確認しましょう。
車体の撮影や状態の確認が終わりすべて問題がなければ待ちに待った出発です。
安全運転で旅のドライブをお楽しみください!
次からは実際にあったお問い合わせを元に、ケース別の対応方法をご紹介します。
全ての契約が終了しレンタカーを受け取りドライブに出発。ドライブを楽しんでいるとレンタカー会社からのメールの着信が・・・
中を開いてみると英語でいろいろ記載されていて「Estimate Charge $61.92」の文字が!
「まさか不正請求?!」と不安になるかもしれませんがご安心ください。不正請求ではありません。
「Estimated Charge=見積金額」のお知らせなのですが、これは実際のレンタカー利用開始時間がご予約のレンタカー利用開始時間よりも早まったお客様に対して自動で送られるメールです。
見積書をよくご確認ください。必ず「$61.92 / hour 」などのような超過料金の見積金額が明記されています。
たとえば、午前11時から利用開始と予約したにもかかわらず、実際には午前10時に契約を開始した場合、「お客様の当初のご予約通りに返却予定日の午前11時に返却すると、1時間分の延長料金$61.92が加算されます。ご注意ください。」というメールなのです。
契約開始後にレンタカー会社からの超過料金見積書が届いた場合は、返却時間にご注意いただき超過料金が発生しないようにお気を付けください。
上記例の場合は、返却予定日の午前10時までに返却完了すれば超過料金は請求されません。
「クレジットカードの請求額が思っていたよりも大幅に高いため調べてみたら、契約時に加入した覚えのない保険やオプション料金だった。返金してほしい」といったお問い合わせを多くいただきます。
「契約書の確認ポイント」でも触れましたが、残念ですが、契約書のサイン(署名)は「記載の条件や料金を了承しました」の意味です。サインがされている以上、レンタカー利用後に契約書の内容を覆すことは出来ません。
いくら加入の記憶がなくても、いくら口頭で断ったと言っても、レンタル期間中はその保険適用下=万が一の際には保険適用されていたのです。保険という性質上、「保険に加入したけど、結局は無事だったからその期間の保険料を返金」は不可能です。
「契約書の確認ポイント」を参考に、お客様ご自身が契約書を隅々まで確認することでしか回避はできません。レンティングカーズでレンタカー料金を安く抑えたのにオプション追加に気づかないまま利用して高額になった!なんて事にならないよう、しっかり自衛してくださいね。
お客様の沢山の荷物を見た係員が「その荷物量では予約車輛には載らない。大きい車輌に変更しないと」と言い変更を強く勧めることがありますが、これも変更するかしないかを決めるのは契約者本人です。不要ならハッキリと断りましょう。繰り返しになりますが、契約書にサインをして利用した後の異議申し立てはできません。
ご本人のサインがあり、契約期間中は大きい車輌を使用していたのは事実です。荷物を全部載せてみて問題なければ、営業所を出発する前に契約をし直す必要がありました。
「国際運転免許証を出しているのに貸してくれない」と現地カウンターで契約手続き中のお客様から弊社カスタマーサポートにお問い合わせが入った事があります。
よくよくお話を伺うと、海外だから国際運転免許証だけあれば大丈夫だと思い、国際運転免許証だけを持参されて日本の運転免許証を持参していませんでした。
名称から国際運転免許証そのものを免許証のように思ってしまいがちですが、国際運転免許証はあくまでも日本の運転免許証の翻訳であり、単体で効力を持つ免許証ではないのです。免許証不携帯では契約はできません。
海外レンタカーの契約には有効な日本の運転免許証の原本が不可欠。コピーは不可です。さらに追加運転者も含め、運転する方は全員提示が必要です。
お持ちでない場合は残念ですが契約できません。
レンティングカーズに限らず日本向け料金を展開している各レンタカー会社サイトの料金は、「日本在住で日本の運転免許証をお持ちの方」が利用できる特別料金です。
契約必要条件に「“日本”の運転免許証を提示」と記載されているのはそのためです。
国外発行の運転免許証を提示するとせっかく予約したはずのお得な予約料金は破棄されます。
日本国外発行の運転免許証では契約が出来ませんし、仮に出来たとしてもお得な日本予約料金プランは破棄され、予約無しのお客様用の現地料金が適用されます。
「海外在住だから海外の運転免許証を出したのに貸してくれなかった」や「海外発行運転免許証を出したら予約した料金よりも高くなった」というケースが起きるのはそのためです。
ページ上部の「国旗アイコン、言語(通貨)」の部分から、ご自身の免許証を発行した国や地域を選んでご予約ください。
以上、海外レンタカー契約ガイドでした。参考になったでしょうか?
海外レンタカーの契約は理解するまで、納得するまで時間をかけて何度でも確認することが肝心!思わぬトラブルや予想外の出費で楽しいはずの旅行中にもやもやした気分にならないためにも確認は徹底しましょうね。
サインするということは実印を押すのと同じです。
「知らなかった」「気づかなかった」「早くレンタルしたかったから」や「帰国後日本で相談すればいいと思った」はサインを取り消す理由にはなりません。
笑顔&マイペースで納得の契約を!
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